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芥見 下々さんの『呪術廻戦』※1~15巻を読みました

アニメの方は家族で毎週楽しみに見ていましたが、甥っ子がコミックスを買ったので借りて読みました。

めちゃめちゃ人が死んだり食べられたりしてる。でも、そんなに気持ち悪い感じがしないのは描き方がうまいのでしょうか。それとも妖怪的な気持ち悪さより、人間の汚さを活字から脳で感じるたまらない怖さを知っているからかな。

それにしても、想像の世界を絵で描けるって感動します。細かすぎず、粗すぎず、グロくなりすぎない絵が凄く上手です。あと情報の出し方がうまくて、いろいろ想像しながら読める。キャラクターの個性が深い。グロさはともかく、息子が言葉の真意を考えながら読んでくれたらいいなぁと思いました。

息子はまだあまり読書はしないけれど、頑張ってこの漫画本を読んでいて嬉しかったです。

私の子供の頃は漫画ばっかり読んでいると親に怒られたものですが、私としては、息子がスマホゲームばかりやっているよりは漫画でも読んでくれた方がまだ安心するという、悲しい現実泣。

ただ常々思うのですが、私にとって本は娯楽の意味も十分占めているので、漫画を読む感覚とあまり変わらない場合もあるんですよね。

逆に漫画でも割と深く考えさせられてしんどくなるものもありますし。

漫画だからと、侮るなかれ。です。

 

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フクミ
本の感想と、日常で感じたことを書いています。 私は今の自分や生活を気に入っています。 文章化することで、幸せがもっと明確になるような気がします。