本の素晴らしさ、人間にとってどれほど本が重要か、改めて強く感じました。
もちろん、井上さんのような本との関わり方は(凄すぎて)難しいですが、自分の方法で本に誠実に向き合いたいと思います。
いろんな読み方があってよい。どう解釈したっていい。そいういう自由さに安心します。
世の中には夥しい数の本があって、自分がどの本に出会って、どの本を読むかはわからないけれど、どんな本もきっと自分の役に立つ。そう思うから、本を開かずにはいられません。
そして私は現在、専門図書館に勤めていますが、公共図書館のように老若男女が利用する図書館への憧れを強めました。
来年には、近くの市立図書館の読み聞かせ講座を受講してみよう。児童書も読み直してみよう。息子とその楽しさを共有できたらいいなぁと、この本を読みながら、次から次へとワクワクが押し寄せてきて、読み終わってもまた読み返して、いつまでも余韻に浸っていました。