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漱石先生の『吾輩は猫である』を読みました

やっと読み終わりました。1年程かかってしまい、最初の方のエピソードあまり覚えていないのですが、先生たちの軽快なやりとりは毎度面白くて、鋭いし、表現が面白くて感動しました。

毎回10頁位ずつ読んで、おもろーって思って別の本を読む笑。すぐお腹いっぱいになっちゃうから。

どこが面白かったかなーと思い返すと、猫ちゃんがネズミと闘うところかなぁ。単純に面白かった。丁寧な言葉で淡々と書かれているのに、臨場感。。。

あと先生たちの話題が文学とか芸術とかで、私には十分理解できていないと思いますが、「あ、こういう事を皮肉ってるのかな?」とか「わかるわかる笑、今の時代もそうですよ。」とか思いながら楽しめました。

最後猫ちゃんが死んでしまうところ。。。

“無理を通そうとするから苦しいのだ。つまらない。自ら求めて苦しんで、自ら好んで拷問に罹っているのは馬鹿気ている。”

出来事と表現のギャップに戸惑う。その隙にこころがぐらつく。自分もそうなのかなとか。

解っててやめられない事。。。あるなぁ。

思考の文章化、ストーリーにのせて?
ABOUT ME
フクミ
本の感想と、日常で感じたことを書いています。 私は今の自分や生活を気に入っています。 文章化することで、幸せがもっと明確になるような気がします。