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東野 圭吾さんの「祈りの幕が下りる時」と「ラプラスの魔女」を読みました

古本屋さんに行って、目当ての本がなく、でもどうしても何か買って今日読みたいと思ったら、東野圭吾さんを選んでしまう。

東野圭吾さんは本当にたくさんの作品を出されていますね。今回はこの2冊にしましたが、まだまだ読んでない作品がたくさんあると思うと楽しみです。(読み終わって、結局もっと読みたくなってメルカリでまとめ売りをポチってしまいました笑。)

「祈りの~」は大好きな加賀恭一郎シリーズで、既に「新参者」まで読んでいましたが、「麒麟の翼」だけ映画を見てしまって、阿部寛さん大好きだしとても良かったけど原作読めばよかった泣となってしまったので、無事にこの作品を読めて良かったです。先ずはその安心感。希望と絶望を行ったり来たりしながら、最終思っていた通りの答えを得たのに切なさが残る。読み終わった後のこの余韻がたまらん、という作品でした。

「ラプラスの魔女」で印象的だったのは、人間を一つの原子と捉える話でしょうか。人が混雑した縁日を楽しめる理由の解説なんかは、個人の意思と集団の意思みたいなものを上手く説明してくれていて感動的でした。人間の感情も脳のプログラム通りの働きの結果だということとか、物理学を究めれば未来も予測できてしまうのかなとか、ストーリ以外の思考も楽しめる作品でした。

次はどんなお話かな。

本が届くの、楽しみ。

しあわせ
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フクミ
本の感想と、日常で感じたことを書いています。 私は今の自分や生活を気に入っています。 文章化することで、幸せがもっと明確になるような気がします。