コロナ禍、カナダで乳がんになった西さんのエッセイ。かなり話題になって、予約待ちして借るのに時間がかかってしまった。。。
受診も診察も検査も手術も、カナダで、コロナ禍のために通常よりずっと大変だったけど、周りの人たちに支えられて乗り越えられた西さん自身の体験談です。実際本当にお辛かったと思うけど、西さんだからこんなにドラマチックに美しく乗り越えられたんだろうなと思いました。
西さんの作品には必ず”希望”があるから、とても大変な闘病生活のおはなしでも読み進められたけど、同年代だしなんだか身につまされて、大泣きっていうよりは、ずっとじわじわ涙でした。
小説のようなエッセイだったなぁ。私の日常も、西さんのように見ればもっとドラマチックなのかも。嬉しいことも辛いことも、もっと楽しめるのかもと思いました。
あぁ、思い出してもじわじわくる。。。