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辻村 深月さんの『琥珀の夏』を読みました

これはなかなか、グッとくる作品でした。

最近、「フェイクフィクション」にしろ、「ファーストラヴ」にしろ、「高校事変」にしろ「愛を知らない」にしろ、”毒親”系のストーリーを選びがち。。。

人生って、良くも悪くも親次第なんだろうなって思い知らされている。

この話は、カルト信者の子供たちが、その信仰ありきで育てられ、人生がそれに支配されていく過程がメインストーリー。子供たちの中にある”本音と建て前”が怖いくらいうまく描かれている。自分にも経験のあるシーンがたくさんあって、しんどくなるくらいリアルでした。

宗教・信仰って私の人生の大きな課題だと思っています。=価値観だから、それを手放すのはとても難しいけど、きっと望む現実を手に入れられると信じています。

とても勇気をもらえる小説でした。

ABOUT ME
フクミ
本の感想と、日常で感じたことを書いています。 私は今の自分や生活を気に入っています。 文章化することで、幸せがもっと明確になるような気がします。