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誉田 哲也さんの『フェイク フィクション』を読みました

この作品は新興宗教の闇というか、存在と利益を守るために多くの犠牲が払われた話だけど、本当に宗教って何だろうと考えてしまいました。

自分が神を信じるのは勝手ですが、それを家族や子孫に押し付けがち。子供も自ら信じているならいいのです。しかし、その家の子だからと当たり前のように信じる心を押し付けられると、本心がどこにあるのかも分からなくなってしまう。それ以外の生き方が出来なくなってしまう。

信じていない人にとってはフィクションである教義が、誰か個人の利益に引っ張られて解釈されたらもう、フェイクなフィクション。

自分の信じているものが本当に自分の幸せのためになっているのか、確認するのを忘れないように。

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フクミ
本の感想と、日常で感じたことを書いています。 私は今の自分や生活を気に入っています。 文章化することで、幸せがもっと明確になるような気がします。