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ポール・タフさんの『私たちは子供に何ができるのか』を読みました

息子が成長していく上で、私の判断や行動が枷にならないように、といつも省みるようにしています。

大袈裟かもしれませんが、息子がこれからの時代をのびのびと楽しんで生きて行くためには、今までの常識に囚われた考え方がどうも邪魔になるようです。

自分が“親だから”と意識すると、危険を回避したくて子供の行動を規制することばかり考えてしまいがちで。

もちろんそれも必要ですが、自分自身が子供の事や世界のことを理解する努力をすることが一番大事なのかなと思います。

この本では、子供の非認知能力(やり抜く力、好奇心、自制心、楽観的なものの見方、誠実さなど)は、発育環境にかかっていると言われています。

非認知能力のある子供は、ゆとりをもって問題や決定についてより注意深く考える事ができて、長期的な視野に立って物事を考えられるようになり、長い目で見たときの利益のために、いま目のまえにある満足をすすんで我慢できるようになるそうです。

つまり、自信や安心感でしょうか。

大した事はしてあげられないけれど、「大好きだよ、生まれてくれてありがとう」と伝えることだけは、毎日続けていこうと思います。

今日は私たち夫婦の10回目の結婚記念日です。これからも家族を大切にしていきたいです。

ABOUT ME
フクミ
本の感想と、日常で感じたことを書いています。 私は今の自分や生活を気に入っています。 文章化することで、幸せがもっと明確になるような気がします。