現職場の系列施設の方から、その施設内の図書館で働かないかというお話を頂きました。
今、この世のしがらみとか、目先の経済的安心感に負けそうになっています泣。
私はこの職場から卒業して自由にすると決めたのに。系列施設なんてぬるま湯じゃないか!
夫はこの話を聞いて、何だかとても喜んでいました。仕事が決まりそうという安心感だけではなくて、ただ、“誰かが私を必要としてくれている”ということが素晴らしいじゃないかと。
私もそれはそう思います。ここで頑張ってきた甲斐があった、報われたような気持ちになったのも確かです。
そして退職すると決めたことは、間違ってなかった。そうじゃないとこの話も来なかったわけだから。それに、マッサージの勉強を始めたり、新しい興味も湧いてきたし、人生にとっても良いポイントだったと思う。
でも、これは試しではないかと。
経済的に安心などという感覚は、幻です。不確実。
だからこそ、後悔ない人生のために、本当は新しい挑戦がしたいのだと思います。だから退職すると決めました。
もし息子が同じ境遇にいて、迷っていたら、「ワクワクするほうに!」ってアドバイスしたい。だから私もそう行動して、幸せに生きる手本を示したかったのです。
ただ、息子の将来の決断は息子の自由です。ならば私の役目は、目先の安定した生活を選択する事なのかもしれません。
それに、これはただ自分を犠牲にするような不幸な選択というわけでもないと思うのです。環境は大きく変わるし、これはこれで良い経験ができるだろうと思います。
どちらにしても、私は人生の岐路に立っています。