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東野圭吾さんの『時生』を読みました

悲しいお話のはずなのに、何かあったかいものが心に残る。感謝かな。この親と子互いに対する感謝に自分を重ねて、現実の全てに感謝が湧き起こるような作品でした。

大袈裟でしょうか。

どんな人生のそのどんな選択・行動にも意味があって、そのお互いが作用して、全体が作られる。

過去も未来も今にあると教えられました。

こういう作品って、どうやって書かれるんだろう。テーマがあってストーリーが出来上がるのでしょうか。ストーリーに作者の哲学的なものが表れるのかな。

あ、でも私の感想大体同じだから、私がそういう風に読み取ってるだけなのかな汗。

あと離れた所で思ったのは、この“ストーリー”と“伝わってくるもの”を考えると、SF系って哲学的な考え方と相性がいいんだろうなと。存在論みたいなものを表現しやすいのかなと感じました。

よかった。

とても満足。

東野圭吾さんの安心感
ABOUT ME
フクミ
本の感想と、日常で感じたことを書いています。 私は今の自分や生活を気に入っています。 文章化することで、幸せがもっと明確になるような気がします。