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吉田 修一さんの『怒り』を読みました

読み終わった夜は、何だか眠れませんでした。

そういう本って時々ありますね、人間の恐ろしさを心で感じてしまって、自分や家族にも同じようなことが起こり得ると思うと、不安で。

しかし、ゴールデンスランバーを読んだあとでこの作品を手にとってしまうとは、自分でもびっくりです(笑) 暖かい部屋から、無理やり寒い表へ連れ出されたような、恨みがましい気分になってしまって。

こういうことってあるんだなぁ。フィクションだけど、きっとあるよと思った作品でした。

ABOUT ME
フクミ
本の感想と、日常で感じたことを書いています。 私は今の自分や生活を気に入っています。 文章化することで、幸せがもっと明確になるような気がします。