図書館の新着棚に並んでいて、面白そうだなと思って借りた後で本屋大賞にノミネートされた。そういった本は直ぐに大量の予約が入ってしまって手を出しにくくなるのだが、運よく先に借りられたので急いで読んで急いで返した。
あまり馴染みのない設定で、音楽著作権協会で勤める青年が、著作権侵害調査のため音楽教室に潜入調査するというもの。登場人物たちがとても自然で、身近で、感情移入できる。著作権やチェロになじみがなくても最後までストレスなく読み進められる。程よくハラハラするシーンもあるし、感動するシーンもあるし、とても面白い作品だった。
ただパスワードに関してだけは。。。そんな上手いこと行くかぁ??と思ってしまったけど笑、その後の展開で現実って結局そんな感じなんだよねって納得させられて。
とても良かった。
本屋大賞、どうかな?
爆弾も読んだので次はその感想を。