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宇野 碧さんの『レペゼン母』を読みました

1年前くらいに出た本だと思うのだけど、図書館に入らなくて残念に思ってた。相互貸借も考えたけど、職員なのに手間を取らせるの悪いなと思いつつ、他にも読みたい本あったから忘れかけていた今、入ってきた!なぜ今?嬉しい!

ということで遠慮なく借りて読みました。ストーリーはちょっと出来すぎかなと思うものの、未知の世界にわくわくしながら読みました。先ず明子が鬼道楽をラップバトルで打ち負かすところに大ウケ。結局そこが一番面白かったかな。後半は結構まじめに親とか子供とかについて考えさせられる。子供を育てるということとか、子供の葛藤とか、人生とか。うまくいかない事も多いけど、自分の価値観にとらわれず、目の前の事をありのままに見ることが出来ているのか、とか。

明子はちょうど私の親世代だから、その価値観も想像できる。親子といっても他人なのに、随分勝手に背負わせてるなと改めて思いました。

途中ラップの歌詞が続くので、文章のボリュームは少なめ。3時間ほどで読めました。

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フクミ
本の感想と、日常で感じたことを書いています。 私は今の自分や生活を気に入っています。 文章化することで、幸せがもっと明確になるような気がします。