うぅ。650ページ。。。
このミス2022、9位。
こんなに長いのに、構成が本当にしっかりしている。無駄が感じられない。警察・連続殺人事件・新聞記者、私の大好物です。長かったし途中多少飽きも来たけど、良いところで真相がちょっとずつ明らかになって、割とすんなり読めました。ただ、5人目の犠牲者出てから全貌解明までが少し強引な気もしました。500ページくらいまでかなりモタモタしてて、落ちどうなるんやろって心配してたんですけど、一応知りたい謎はサクサク明らかになっちゃいました。
(謎残ったら悔やまれる長さだったからほんとによかったぁ。)
こういう淡々と解決されていくのも現実的で好きなんでいいんですけど、一つくらい意外な展開があっても良かったなぁという感想です。
奥田さんの作品初めて読みました。なんか「長いの読んだぞーっ」ていう達成感味わいたかったので、ミステリーでいい感じのあるやんってことで選んだ作品です。実はこの前に、クリス・ウィタカーさんの「われら闇より天を見る」を読み始めていたのですが、気乗りしなくてグダグダ読んでいたのです。すると「リバー」を含め立て続けに4冊予約本の順番が回ってきちゃって、「もういいや、絶対こっちの方がサクサク読めそうやし読み始めちゃえ。」という次第でした。
これを読み終わってめっちゃノッてきて、その勢いで似鳥 鶏さんの「名探偵外来 泌尿器科医の事件簿」読書中。超良い。次回はその感想を。