この本は今のところ、今年一番読んでよかったもの。
短編集。自然や生命の神秘に癒される。今の悩みを、大したことないと思わせてくれる。また、人と人がいつも影響しあって生きていることを改めて感じられる、それぞれ短いストーリーの中にうまく表現されていた。じんわり涙がにじむような。。。それは悲しみではなくて、癒された喜びの涙で。
また、各ストーリーに専門家が登場して、普段接することのなかった分野に触れることができるので、ちょっと知的満足も得られるのがよい。
伊予原さんはミステリーを書かれているよう。今まで読んだことなかったので、次はミステリーを読んでみよう。
一般書:八月の銀の雪、ねじねじ録
児童書:トラといっしょに、動物の見ている世界、たんたのたんけんなど。。。