「自由研究には向かない殺人」「優等生は探偵に向かない」に続く、三部作の三作目。二作目でピップはとても傷ついていたし、乗り越えて、きっと立派に成長した姿を見ることが出来るだろう。。。と思ったら!
なんと!まさか三作目、自分で制裁してしまうとは。。。どんでん返しどころの話ではない。わかるよ、いままで辛かったし、まさに死にかけている。逃げられたって警察には頼れない。だからって。。。「嘘嘘嘘ー!やめてー!」と思わずバタバタしてしまった。。。本当に、どえらい展開だけど、いままでの経験がすべてこの時に発揮されてしまったこと考えると、これは1・2巻を読んでからこの作品を読むべきだと思いました。
追い詰める側の気持ちと追い詰められるがわの気持ち、両方を存分に味わえるかなりイケてる作品だと思います。
1巻の頃には想像もつかない展開でした。